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住まいの維持管理

2022.04.15 (Fri) 更新

日々の暮らしの大切な舞台である「住まい」を安全で快適に保ち、 健やかに暮らしていくために大切なことが6つあります。

 

①正しく使うこと

②お手入れをして、きれいな状態を保つこと

③日常的、定期的に各部位の点検を行うこと

④必要に応じて部材や部品の補修や交換、 修繕をすること

⑤まさかの災害に備えて準備をしておくこと

⑥住宅に起こるさまざまな履歴をしっかりと記録すること

 

「住まいの維持管理」とは、この6つをバランスよく実行することです。日常のことだけでなく災害へ備えた準備も大切です。 正しい維持管理をすることは、住まいを長持ちさせることと共に、健康で安全な暮らしを守ることにもつながります。

 

 

2006年に「住生活基本法」が制定され、住まいに関する国の方針は「量の確保」から「質の向上」へと完全に転換したことが示されました。

住まいを「繰り返し大切に使う」ことが求められ、住まいは個人資産であると同時に、世代を超えて継承されるべき社会的資産と考えられるようになりました。

そして、社会で引き継ぐ資産として、いざという時に誰もが確認できる住宅履歴情報を整備することの重要性が認識されるようになったのです。

(これからは住宅を長持ちさせることが求められる) 日本の住宅が新築されてから壊されるまでの年数は平均約30年であり、欧米と比較して短いことが指摘されています。

まだ使える住宅を次々と建て替えてしまうことは、地球環境への負荷が大きいだけでなく、長い目で見ると住まい手の居住費の負担も大きくなります。

これからは、「いいものをつくって、きちんと手入れして、長く大切に使う」ストック型社会への転換が必要です。

(住宅を長持ちさせるには維持管理が必要) 住宅を世代にわたって住み継いでいくには、最初に丈夫な住宅をつくるだけでなく、点検や修繕等の維持管理がきちんと行われることが必要です。

(住宅の維持管理には履歴情報が不可欠) 住宅の維持管理を適切に行うには、住宅がどのように設計、施工され、どのような修繕、改修· リフォームされたかとい う「住宅履歴情報」が不可欠です。

(住宅履歴情報はいろいろな制度で活用されています)

 

-長期優良住宅-

長期優良住宅とは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づき、長期にわたり良好な状態で使用するための性能や維持管理の計画について定められた認定基準に適合する住宅のことです。

長期優良住宅の認定を受けられた方(=建築主)は、認定を受けた計画に基づいて住宅を建築し、竣工後は維持保全を行うとともに、維持保全の状況について記録を作成し(=住宅履歴情報)、保存していただくことになります。

新築についての認定制度は2009年から開始していましたが、2016年からは既存住宅の認定制度も加わりました。 (安心R住宅) 既存住宅の流通促進に向けて、従来のマイナスイメージを払拭し、「住みたい」「買いたい」既存住宅を選択できる環境を整備するために2017年度に国が創設した制度です。

安心R住宅のRとは、 Reuse (リユース·再利用)Reform(リフォーム·改修)Renovation(リノベーション·改装)を 意味します。 インスペクション(建物状況調査等)が正しく行われて、以下の要件を満たしている優れた住宅であり、 リフォーム等について正しく情報提供が行われる既存住宅です。

要件に適合すれば、ロゴマークを付けて、安心R住宅であることを公表することができます。

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