外壁塗装の施工工程とは
2022.08.21 (Sun) 更新
優れた塗料を使用しても正しく作業しなければその性能は発揮できません。
今回は正しい施工工程を解説します。
- 養生
- バイオ高圧洗浄
- 下地補修
- 下塗り
- 仕上げ塗料①
- 仕上げ塗料②
- 付帯部分
- 点検・養生解体
1.養生
安全確保や水や塗料の飛散防止目的で、足場の組立とネットなどで覆う作業を行います。
「養生」とはシートやビニールで塗装しない部分を覆うことです。
ローラーで塗装しても細かい飛沫が生じるため、塗装箇所以外を汚さないために行います。
2.高圧洗浄
高圧洗浄は水を高圧で噴射することで汚れを洗い流します。
ベースの外壁材が綺麗になっていないと塗装しても剝がれてしまうため、
きちんと汚れを落としてから塗装に入ります。
3.下地補修
下地補修では外壁のホコリやサビ、浮き上がった古い塗料などを取り除きます。
また、ヒビ割れたシーリング処理なども行い、上塗り塗料の密着性を高める役割を担います。
4.下塗り
素材と塗料の密着を良くするための作業で、塗装の発色も良くします。
5.仕上げ塗料①
下塗と上塗りの中間に売りつける層で中塗りとも言われ上塗材の補強が目的です。
数回に分けて塗装する事で平滑な下地を作ったり、塗り残しやムラを作らない役割も担っています。
6.仕上げ塗料②
仕上げ塗料①と同じものを塗り機能性、耐久性を確保します。
7.付帯部分
雨樋や通気口、鼻隠し、破風などの付帯部分も忘れずに塗装することが住宅を長持ちさせるためには重要です。
8.点検・養生解体
仕様書と照らし合わせながら、仕上がりを確認します。
施工不備がないか、塗料の飛散で汚れた個所がないかなどの不備を確認します。