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雨漏り対策の肝・屋根を守る

外部リフォーム工事 2022.10.25 (Tue) 更新

建物の中で最も過酷な環境にさらされている屋根こそメンテナンスが必要です。

目の届かない屋根こそ定期的なメンテナンスを

壁の痛みや設備の不具合には気づいても、屋根までは目が行き届かないものです。

屋根は紫外線や熱、雨風を直接受ける過酷な環境に常にさらされるため、家の中でも最も傷みやすい場所のひとつです。

屋根の劣化が原因で構造材が腐食を起こしてしまうケースもあるので早めのメンテナンスを心がける事が大切です。

屋根の主な雨漏れ原因

①家を建てたときの施工不良

施工業者の未熟な工事が原因で、築年数が浅いのに問題が出た場合は施工してもらった業者に早めに相談してください。

②屋根の劣化

築10年が経ち、屋根材が劣化した個所から雨水が侵入する事があります。

③屋根の破損

台風による屋根飛散や、地震による瓦破損など破損個所から雨水が侵入します。

④雨樋の詰まり

雨樋から溢れた壁などから内部に侵入する事があります。

⑤太陽光発電や温水器設置個所から

穴をあけて設置したため、不適切な処理やシーリングの劣化箇所から雨水が侵入する事があります。

 

屋根塗料

屋根塗料の主流は、高機能でコスパに優れるシリコン樹脂と約15年の耐久年数を誇るフッ素樹脂で、屋根塗料にも様々な種類があるのでじっくり吟味してみましょう。

屋根塗料いろいろ

・シリコン

一番主流の塗料で、紫外線に強く、汚れも付きにくいです。耐久年数は約10年でコストパフォーマンスも高いです。

・フッ素

値段は高価ですがほかの塗料に比べ約15年以上という抜群の耐久性があります。光沢もあるため美しく仕上がります。

・ガイナ

夏の熱気だけではなく、冬の冷気の断熱する遮・断熱性を備え、節約効果も期待できます。耐久性も安心の約15年以上で、他にも防音などの高機能があります。

 

屋根材が重なる部分に隙間をもたせる

たたえばコロニアル屋根は、ベニヤ板の上に防水シート、その上にコロニアル屋根瓦という3層構造になっています。

しかし、塗装工事で屋根材同士の隙間がなくなると湿気の通気がとれず痛みの原因になってしまいます。

それを回避するために「縁切り」作業が必要になり「タスペーサー」という部材を使用する事があります。