岩波酒造さま 外壁工事⑨ こんにちは! ㈱ダイソー新人の佐藤です☆ 岩波酒造さまのお酒造り 麹ができて、酒母もできて、お米を蒸したら、いよいよ大きなタンクへ入れていきます! こちらがそのタンクです!!!!すごーーーーーーーく大きいです!! 容量は9000ℓくらい。。。とにかく大きいです!! ちなみに、この9000ℓくらいのタンク、「50石(こく)タンク」と呼ばれます。 一升瓶=1.8ℓ 一升瓶100本分=180ℓ=1石 なので、50石というと、一升瓶5000本分くらい!!ということになります。 こんな呼ばれ方をするそうです。(業界用語ですね) こちらのタンク、現在は鉄製ですが、昔は杉の木を使って作ったそうです。 そこから、新酒ができた時の合図の杉玉が作られる様になったそうです! ↑ 岩波酒造さまの杉玉です そして、この大きなタンクに麹・蒸したお米・水・そして酒母を入れてお酒を造っていきます。 このタンクの横の壁には、人が乗れる足場の様なものが設置されており、そこに登って1日に2回位、人の力で全てのタンクの中身をかき混ぜるそうです!!!! こちらも大変な作業です。。。 ↑ この階段から上に登ります。 そして、3~4週間経つと「どぶろく」と呼ばれるお酒になります!! ここでもう一つ、業界用語を教わってきました★ 「三段仕込み」と呼ばれるものです。 「卸」(おろし)…酒母をおろす 「添」(そえ)…米・麹・水を入れる 「踊り」(おどり)…何もしない 菌の発育を促す 「仲」(なか)…「添」の2倍量を入れる 「留」(とめ)…「仲」の2倍量を入れる 業界ならではの呼び方が沢山あるんですね~(^^) 2017年9月1日 更新 施工レポート
岩波酒造さま 外壁工事⑧ こんにちは! ㈱ダイソー新人の佐藤です☆ 岩波酒造さまの蔵の中もしっかり見せていただきました! 蔵の中は、真夏の暑い日でしたが、少しひんやりしていました。 こちらは「麹室(こうじむろ)」麹を作る部屋です。 ここはモチロン関係者以外・・・というよりは、杜氏さん、蔵人さん以外は立入禁止!!です。神聖な場所・・・という印象を受けました。 麹室の上にも、他の場所もいたるところに、「酒の神」という事で、神棚が奉られています。 有名なお話ですが、「麹造りが1番技術が必要、1番重要、1番味に影響する」との事。室内はお酒の種類によっても調節して変えるそうですが、30℃~40℃にしておくそうです。今の真夏と同じか、もっと暑い中での作業になります。 麹造りの間は、特に目が離せません。お休みもなく、泊まり込みで様子を見る事もあるそうです。 ところで、岩波酒造さまの杜氏(とうじ)さん ナント!!元金融機関にお勤めだった方だそうです! (当社の社長と同じ!!) そして、 第61回 長野県清酒品評会 首席優秀賞受賞!!(長野県1位) 第85回 関東信越国税局酒類鑑評会 総代優秀賞受賞!!(長野県1位) と、2つの大会で長野県1位を受賞しています!! こちらは、杜氏さんの空手の先生が、長野県1位をとった時にくださった書です。 まさに、酒を極めた!という事ですね。 蔵の中の、お酒のタンクのあるお部屋に大切に飾られていました。 2017年8月31日 更新 施工レポート
岩波酒造さま 外壁工事⑦ こんにちは! ㈱ダイソー新人の佐藤です☆ 今回のお話を聞かせていただきました、 岩波酒造の常務:小岩井さん(右)と 蔵人:常田さん(左)です★ 常田さんは、蔵人暦20年!!!! まさにお酒造りのプロです★ なので、お酒造りならどの行程でもできるそうなのですが、 現在は『酒母』を造っていらっしゃいます。 『酒母』とは・・・? ⇒カンタンに言うと、お酒の素となるもの・・・だそうです。 (カンタンに言いすぎですね(^^;) お二人の後ろに写っている大きなタンク!この大きなタンクでお酒を造るそうなのですが、その前に少量(・・・と言っても200ℓ位!!)のお酒の素となるものを造り、大きなタンクに水・蒸したお米・麹・そして酒母を入れてお酒が造られます。 なので、その年のお酒の味を決める!!と言っても過言ではない、大切な役割を担っていらっしゃいます。 常田さん 「酒は生き物。出来上がるまでは休む事ができない。」という大変な点 「育てたお酒の出来上がりは楽しみ。」 「製品にして出ていくことの喜び。」 という嬉しい点がある、と教えてくださいました。 貴重なお話をお聞きできました!! ありがとうございました!! 2017年8月30日 更新 施工レポート
岩波酒造さま 外壁工事⑥ こんにちは! ㈱ダイソー新人の佐藤です☆ 岩波酒造さまのお酒造りについてお聞きしました。 岩波酒造さまでは、10月中旬~お酒造りが始まります。 10月~3月まで、4~5人で全ての仕込みの作業を行うそうです! その方達が、「岩波」の味を守り、造っていらっしゃるんですね~ もっと沢山の人が酒造りに関わっていると思っていたのでビックリです! 近年では、健康ブーム、美容にも良い、という事で「甘酒」も伸びているそうです! 10月から4月までは甘酒も造っています。 お酒の原料となるお米ですが、 ‘酒造好適米’の「美山錦」や「ひとごこち」というお米が使われているそうです。 米粒が大きく、酵素力の強いお米だそうです。 ・・・という訳で、お酒造りが始まる前に!! 外壁の工事をさせていただいています!! 外壁がキレイになったら・・・今年も岩波さんの美味しいお酒造りが始まります(^^) 2017年8月29日 更新 施工レポート
岩波酒造さま 外壁工事⑤ こんにちは! ㈱ダイソー新人の佐藤です☆ 岩波酒造さまの外壁工事は、順調に進んでおります! ところで、岩波酒造さまの社長さんのお名前、岩波さんではないんです。 ご存知でしたでしょうか? 小岩井さんとおっしゃいます。 何故、小岩井さんなのに「岩波」??? という事で、お聞きしてきました! 岩波の「岩」は、小岩井さんの岩の字をとっているそうです。 そして「波」ですが・・・ お酒作りには、《水》が非常に重要です。 昔、薄川の水を引くのに、岩波酒造さま、とてもご尽力されたそうです。 その水の流れから「波」という字をとって 『岩波』という名前がついたそうです! なるほど~!!!! とても興味深いお話を聞かせていただきました。 ありがとうございます(^^) 2017年8月28日 更新 施工レポート
岩波酒造さま 外壁工事④ こんにちは! ㈱ダイソー新人の佐藤です☆ 岩波酒造さまの外壁工事、順調に進んでおります! こちらのヒビは ↓ この様に補修されて、平らになっていました! この上に塗料を塗っていくと、何も無かった位にキレイに仕上がります! こちらは「模様付け」の作業です。 模様付け専用のローラーで前面に均一に模様を付けていきます! こちらの看板が、当社で施工している現場の目印です! 2017年8月28日 更新 施工レポート
岩波酒造さま 外壁工事③ こんにちは! ㈱ダイソー新人の佐藤です☆ 岩波酒造さまの外壁は、「ケレン」の作業が終わって、古い塗料が全部落とされていました。 この日は、壁にできてしまったヒビ割れをカットする「Vカット」という作業をしていました。 壁をサンダーで削るので、粉塵が出たり、とても大変な作業です。 このカットした所に、コーキングを打って、その上からモルタルで補修して、ヒビ割れを直します。 建物を長持ちさせる為にも、これから塗る新しい塗料をキレイで長持ちさせる為にも、重要な作業です! 2017年8月17日 更新 施工レポート
お盆が終わりました~ こんにちは! ㈱ダイソー新人の佐藤です☆ お盆が終わりましたね。 お仕事の方もいらっしゃったと思いますが、世の中はお盆休み! 私も毎日子供に振り回されながらも、夏休み♪満喫させていただきました! 今年、初めて行きました★☆★☆ 安曇野花火! すごーーーーい迫力!! とても良かったです!! 人もすごかったですが・・・ 楽しかったです!! 2017年8月17日 更新
岩波酒造さま 外壁工事 ② こんにちは! ㈱ダイソー新人の佐藤です☆ 昨日に引き続き、岩波酒造さんの外壁工事です。 こちら岩波酒造さんの看板! そして、酒蔵には必ずあるこれ! 杉玉(すぎだま)、酒林(さかばやし)というそうです。 この杉玉、毎年新酒のできる12月頃に作り替えるんだそうです。 緑色の青々とした杉玉が出ている酒蔵は、「新酒ができましたよ!」という合図だそうです!! その様な意味があるとは知らず、そして毎年作り替えているなんて、ビックリです! 岩波酒造さまの社長さんと、当社の会長です。 貴重なお話を聞かせていただきました☆ ありがとうございます! つづく・・・ 2017年8月9日 更新 施工レポート