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塗膜を作る塗料の種類

こんにちは!ダイソーです。 今回は、お家を守る「塗膜」を形成する「塗料」について、ご紹介します。 まず、「塗膜」とはなんでしょう? 塗膜とは、塗料を塗ってできた層の事を指します。 塗った塗料が乾いて硬化することで、見た目が美しくなったり、雨や日差し、汚れ、サビなどから表面を保護したりすることができます。 さて、この塗膜を形成する塗料ですが、ここでは4種類ご紹介します。   【シリコン塗料】 シリコンをベースとした、品質に対する価格の手軽さが魅力の有機塗料です。機能性や価格を見ればコスパも良く、人気が高いです。 艶のある仕上がりで、光沢が比較的長く続きます。劣化症状が表れるまで10年ほど保ちます。 以前はこれより低価格かつ性能の劣る「アクリル塗料」や「ウレタン塗料」が使用されていましたが、現在はあまり使用されなくなっています。従って、現在ダイソーではこの「シリコン塗料」を最低ラインとしてお客様にご提供しています。 例:エスケー化研 クリーンマイルドシリコン 【ハイブリッド塗料】 上記のシリコン塗料に、「ラジカル抑制」の機能をプラスしたのがハイブリッド塗料です。 「ラジカル抑制」という言葉については後述しますが、要するに「劣化を抑える」効果です。 10年保つシリコン塗料を更に長く保たせることができるようになった塗料で、耐候性はフッ素塗料に相当します。 例:関西ペイント ダイナミックトップ 【フッ素塗料】 高品質で寿命が非常に長く、15年ほど保ちます。光沢感がある仕上がりで、耐熱性・耐汚染性・防水性といった外壁塗装に適した特徴を持っており、塗装後の美しさも長持ちします。 他の塗料に比べ価格は高くなりますが、塗替えの回数自体が減るので、今後も長くお住まいのご予定の方にオススメです。 例:エスケー化研 クリーンマイルドフッ素 【無機ハイブリッド塗料】 これまで癒着性や柔軟性に欠けていて塗料として使用できなかった無機に、有機の癒着性と柔軟性を加えることで塗料化することを実現した塗料です。劣化要因となる有機の割合が減ることで、高耐候性、紫外線に強く比較的汚れにくいのが特徴です。 こちらも価格は高くなりますが、保つ年数は15年を超えます。塗替えの回数自体が減るので、今後も長くお住まいのご予定の方にオススメです。 例:関西ペイント ダイナミックMUKI 特徴を表にしてみました。 更に、これらの塗料に「ラジカル抑制」という機能を加えることができます。 「ラジカル」とは聞き慣れない単語ですね。いったい何なのでしょうか? ラジカルとは、塗料に含まれている樹脂や顔料などの有機物に酸素や紫外線、水などが触れることで発生する劣化因子の事を指します。 この「ラジカル」が発生することが、塗膜の劣化が進む原因となってしまうのです。 塗膜が劣化すると、まず起こってくるのが「チョーキング現象」。   チョーキング現象は、塗膜中の樹脂が、ラジカルによって雨や空気中の水分と反応してしまったり、顔料が劣化したりして、白い顔料に含まれる酸化チタンの粉が表面に浮き出てきてしまう現象です。 壁を触ると粉で指が白くなるので、すぐに分かります。 こうした現象の原因となるラジカルを「抑制」、つまり発生を抑えるのが「ラジカル抑制」です。 ラジカル抑制塗料は、劣化因子の発生や反応を抑えることで、塗膜の劣化速度を緩和することができる塗料なんです。 より長持ちするってことですね。 また、塗膜の乾燥方法についてもさまざまな種類があります。 塗る素材や場所によって、適切な乾燥方法を選ばなければなりません。 一覧にしてみました。 建築業界では、「揮発乾燥」「酸化重合乾燥」「重合乾燥」が主流です。 一番イメージしやすいのは「揮発乾燥」、逆にイメージしづらいのは「重合」と名の付くものだと思います。 「重合」について記述しようとすると長くなるので省きますが、「重合乾燥」とは、簡単に言うと化学反応を伴って乾燥するということです。乾燥の過程で化学反応を起こしているので、溶剤(シンナーや水など)で擦っても塗料が溶ける心配がなく、耐久性が高くなることが強みです。 揮発乾燥の塗料を1液型とするのに対し、重合乾燥をする塗料は2種類の素材(塗料と硬化剤)を混ぜて固めるので、2液型と言われます。   今回は塗膜を形成する塗料の種類についてご紹介しました。 お家やお施主様の条件によって相性があったり、オススメの塗料も変わってくるので、お家を塗り替えたい!と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。 もっと詳しいことが聞きたくなったら、ぜひショールームへお越しください!   2023年12月11日 更新
ダイソーの豆知識

参考は、あればあるほど良い

こんにちは! 先日、ご自宅のリフォームをご検討中のお客様に、弊社の施工先をご案内させていただきました!🏠 色見本と、実際の色や見栄えを比較しながらご提案をさせていただいております。 屋根、外壁ともにイメージされているものと近く、大変参考になったと喜んでおられました!🙌 どんな仕上がりになりそうなのか、目で見てわかると安心できますね👀 相談•診断•見積は無料です! お気軽にご連絡ください👍 2023年11月13日 更新
その他

ドローン撮影

こちらはドローンを飛ばし、撮影している写真です。 今日は、初めて現調に同行しました。 屋根など、上れない場所はドローンを飛ばして写真撮影をしています。 毎回ドローンではなくて、飛ばせる場所や環境が限られているため、今回ドローンを使っての写真撮影は貴重な経験でした。 ドローンでしか見れない個所を撮って、お家の状態をお客様と共有してます。   屋根の上を見たことはありますか? 相談・診断・見積は無料です! 気になる方は、ぜひダイソーへ! お待ちしております。 2023年7月11日 更新
建物診断

無料の建物診断いかがですか?

皆さんの屋根は大丈夫?! 屋根棟板金の強風による浮き 屋根上はなかなか確認できません。 これから梅雨や台風の時期がやってきますが、皆さんの屋根上の確認ってどうしてますか? 実は、この写真のお宅も屋根上でパタパタする音が気になるということで 実際調べてみたらはがれていたといった感じです。 ですから、まずは私たちに無料の屋根診断をご依頼ください。 フリーダイヤル0120-556-029 ダイソーまで   屋根上の診断はもちろん無料。 お時間も1時間程度でドローンやゴープロを使用した診断ですので 屋根上に登って屋根を傷めたり、墜落したりといった事故も心配無用です。   お気軽にお問い合わせください。 大出 2023年5月23日 更新
建物診断

雨漏り対策の肝・屋根を守る

建物の中で最も過酷な環境にさらされている屋根こそメンテナンスが必要です。 目の届かない屋根こそ定期的なメンテナンスを 壁の痛みや設備の不具合には気づいても、屋根までは目が行き届かないものです。 屋根は紫外線や熱、雨風を直接受ける過酷な環境に常にさらされるため、家の中でも最も傷みやすい場所のひとつです。 屋根の劣化が原因で構造材が腐食を起こしてしまうケースもあるので早めのメンテナンスを心がける事が大切です。 屋根の主な雨漏れ原因 ①家を建てたときの施工不良 施工業者の未熟な工事が原因で、築年数が浅いのに問題が出た場合は施工してもらった業者に早めに相談してください。 ②屋根の劣化 築10年が経ち、屋根材が劣化した個所から雨水が侵入する事があります。 ③屋根の破損 台風による屋根飛散や、地震による瓦破損など破損個所から雨水が侵入します。 ④雨樋の詰まり 雨樋から溢れた壁などから内部に侵入する事があります。 ⑤太陽光発電や温水器設置個所から 穴をあけて設置したため、不適切な処理やシーリングの劣化箇所から雨水が侵入する事があります。   屋根塗料 屋根塗料の主流は、高機能でコスパに優れるシリコン樹脂と約15年の耐久年数を誇るフッ素樹脂で、屋根塗料にも様々な種類があるのでじっくり吟味してみましょう。 屋根塗料いろいろ ・シリコン 一番主流の塗料で、紫外線に強く、汚れも付きにくいです。耐久年数は約10年でコストパフォーマンスも高いです。 ・フッ素 値段は高価ですがほかの塗料に比べ約15年以上という抜群の耐久性があります。光沢もあるため美しく仕上がります。 ・ガイナ 夏の熱気だけではなく、冬の冷気の断熱する遮・断熱性を備え、節約効果も期待できます。耐久性も安心の約15年以上で、他にも防音などの高機能があります。   屋根材が重なる部分に隙間をもたせる たたえばコロニアル屋根は、ベニヤ板の上に防水シート、その上にコロニアル屋根瓦という3層構造になっています。 しかし、塗装工事で屋根材同士の隙間がなくなると湿気の通気がとれず痛みの原因になってしまいます。 それを回避するために「縁切り」作業が必要になり「タスペーサー」という部材を使用する事があります。 2022年10月25日 更新
外部リフォーム工事