塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 現場ブログ

ダイソーのスタッフブログ 記事一覧

外壁の下地は補修してから塗装するべし

長時間、紫外線や雨風にさらされる外壁は経年劣化が避けられません。 そのため、劣化の程度や素材によって適切な処理を施してから塗装する事が重要になります。   モルタル壁 モルタルは水を使って砕石と砂を合わせ、乾燥させて作られるため、経年劣化によってクラック(ひび割れ)が発生しやすい資材です。特に日がよく当たる建物の壁など面積の大きい面では、乾燥収縮による亀裂を防ぐことは難しいです。 また、夏の建物の膨張と冬の収縮を繰り返して大きくなったクラックから雨水が侵入すると、鉄筋全体の体力がむしばまれてしまう結果になります。 ヘアークラック ヘアークラックとは、髪の毛程の幅(0.2~0.3mmいかが目安)の細くて浅いひび割れの事です。 小さなヘアークラックでも補修は必須で塗装だけではその場しのぎになってしまい、数年もするとクラックの後が出てきてしまいます。 ヘアークラックを補修する場合は、下塗材による「刷り込み」工程が必要になります。微弾性フィラーやセメントフィラーなどの下塗材を、ラスターなどの硬い刷毛を使ってクラックの中に刷り込んで補修します。 構造クラック ヒビの幅が0.3mm以上で、深さが5mm以上ある大きなクラックを「構造クラック」といいます。 放置すると基礎の強度が低下し、建物を支えられなくなる危険もあります。構造クラックの場合、微細な地震などの要因でヒビが動く事があるため、まずは弾力性の高いシーリング材でヒビを埋める事が大切になります。その際、シーリングが十分充填されるように、クラックを工具でV字にカットし、そこにプライマーを塗布してシーリング材を充填します。   サイディング壁 シーリングとは シーリング材とは建物の防水性や気密性を保持するために、つなぎ目や隙間に充填する弾性のある材料です。シーリングが劣化すると雨水が壁の中に入り込み、劣化を加速させる可能性もあります。 サイディングは、つなぎ目にシーリング材を使用している場合が多く、10年も経つとシーリングが劣化しヒビ割れてきます。 劣化の目安は、隙間が出来ていたり押さえてみて弾力のない状態である時です。使用環境によって異なりますが、10年程で回収を行う必要があります。近年では高性能塗料の登場に伴って、シーリング材の性能も高耐久にグレードアップしています。 高耐久塗料を使用する場合は同等の耐久性を持ったシーリング材の使用を検討しなければなりません。 2022年10月24日 更新
外部リフォーム工事

外壁&屋根塗装祭り終了いたしました!

10日間のイベントが終了いたしました‼ 今回ご来店いただいたお客様は...42組でした。 本当に有難うございました!   今回のイベントの目玉!! 「サイコロの目の数×1%引き」は、あと少しってところでサイコロが傾き目の数が5に変わってしまったりと、 今回最高の12%のお客様がいませんでした(泣)イベントの最高値引きのお客様は11%でした、、惜しい!! どんな結果であれ、今までと変わらずお客様に最後まで寄り添い、高品質な工事をします!!   写真はシューマートの霜田社長に野菜の詰め放題チャレンジをしていただいたものです。   野菜が値上がりしている昨今、喜んでいただけて良かったです。     今後ともよろしくお願いいたします。   2022年9月27日 更新
イベント情報

工事完了後の写真撮影に行ってきました‼

こんにちは!   先日塗装工事が完了したお客様の家に行き、完成写真の撮影をしてきました。   ダイソーでは工事前、途中経過、完成後の写真を撮り、 完了後にアルバムとしてお渡ししております。   工事中は足場に囲まれて何をしているか分からない事があり不安に思うかもしれません。 そうした不安の解消もですが、工事の記念にもなりご満足いただけると思います。   施工内容は施工事例に掲載しております。 K様邸施工事例   ~お知らせ~ 9月16日から10日間キャンペーンを開催いたします‼ 塗装や家のリフォームなどをご検討の方は是非この機会にご予約下さい。   スタッフ一同お待ちしております‼ 2022年9月8日 更新
施工レポート

屋根の種類

屋根の種類をまとめました。 屋根用化粧スレート(人工スレート) スレートとは4~6mm程度の薄い板状の屋根仕上げ材です。 天然スレート(天然の板状石・粘板岩等)と人工スレート(セメントや繊維素材などを材料とする工場生産品)があります。 人工スレートは屋根用化粧スレート、スレート瓦といわれることもあります。 陶器質の微粒子を圧入して色を付けているので、色あせや色落ちが少なく、耐候性に優れています。 かつては屋根用化粧スレートにアスベスト(石綿)が原料に含まれていましたが、2004年・2006年と段階的に使用禁止となり、現在は使用されておらず、天然パルプなどが使われています。 2006年以前に建てられた住まいでは、念のためにメーカー、国土交通省、日本石綿協会等のホームページで確認、もしくは専門家に相談しておくと良いです。 注意点 薄い瓦なので硬い靴で歩くと破損する事があります。 もし上る際には十分注意してください。   アスファルトシングル ガラス繊維の基板にアスファルトを含浸・コーティングし、表面に天然の石粒を吹付け処理したシート状の素材です。 防水性に優れ、軽量で加工しやすく、柔らかく割れにくいので曲面に強いことが特徴です。 注意点 表面に着色した砂をコーティングしている材料なので、施工中あるいは施工後に多少の砂粒が落ちる事があります。 これは工場で屋根材を制作したときに、規定量よりも多く付着していた粒が自然落下するもので、製品によく起こる通常の現象です。 通常は施工後1年で落ちることはなくなり、製品の機能面で何も問題はありません。 落ちてくるのは微量で砂粒なので、落下による危険などもありません。   ガルバリウム鋼板 金属板葺きに多く使われているガルバリウム鋼板は、アルミと亜鉛で鉄をメッキ加工した鋼板です。 かつて使われることが多かった金属素材のトタン屋根(亜鉛メッキ合板)に比べて耐久性に優れています。 金属屋根としては、他に銅、ステンレス、チタンなども使われることがあります。 ガルバリウム鋼板には、横葺きと縦葺きがあります。 縦葺きは瓦棒葺きなどで、長尺鉄板を用いて継ぎ目が出来ないように葺くことができるため、比較的勾配が緩い屋根から急な屋根まで幅広く施工可能です。横葺きは、一文字葺き(正方形の平板を横長に、水平方向が一直線に連なるように葺く方法。)などが一般的で3寸(約17度)以上の屋根勾配がある場合に用いられる方法です。 注意点 表面の木津がさびの原因になるため、アンテナの新設など、屋根工事専門以外の方が屋根に上がる際委は屋根を傷つけないように注意する必要があります。   瓦 粘土瓦は日本の伝統的屋根葺き材料で、耐候性、耐火性、遮音性などに優れています。 形状により和形と洋形が、また焼成方法によりいぶし瓦とゆう薬瓦などがあります。かつては「瓦は衝撃によりずれる事がある」と言われましたが、近年では「引き掛け桟方式」と言われる二重に固定する方法が一般的になり、しっかりと固定され、衝撃によるずれなどはほぼ見られなくなっています。 注意点 アンテナの新設など、屋根工事専門以外の方が屋根に上がる際は、衝撃により瓦を破損させたりずらしたりすることのないように注意が必要です。 2022年9月3日 更新

秋の塗装キャンペーン開催いたします‼

こんにちは‼   9月中旬から約1週間塗装キャンペーンを実施いたします‼ 完全予約制でお得な特典をご用意しております。   写真は前回開催した際に使用したものになるため、一部内容の変更がございます。 今回の広告が完成しましたら再度告知いたします。   外壁や屋根の塗装をご検討の皆様、ご応募お待ちしております! 2022年9月1日 更新

高圧水洗浄の重要性~正しい洗浄方法~

さまざまな要因で汚れいている外壁ですが、こうした汚れを落とさないまま塗装するとどんなことが起こるのか。 塗装を長持ちさせるために欠かせない「洗浄」について解説します。    目次 高圧水洗浄とは? 洗浄しないと1~2年で剥がれる事も 部位別の実例 バイオ高圧洗浄 バイオ高圧洗浄の施工手順 建材別の洗浄方法   高圧水洗浄とは? 強い圧力によって噴射される水で、剥がれかけの塗料や藻、コケ、汚れなどを洗い落とす塗装工事で重要な工程です。   洗浄しないと1~2年で剥がれる事も 洗浄は目で見て分かりにくいため、いい加減に洗浄したり、洗浄後にしっかりと乾燥しないまま 塗装すると様々な不具合によって数年で塗装が剥がれてしまうことがあります。 どんなに良い塗料を使ってもこの下地処理の工程がしっかりとされていなければすぐに塗料は剥がれて 効果が発揮されません。   部位別実例 ブロック塀 ブロック塀の汚れを塗装前に徹底的に除去。 カビを根こそぎ落として、カビの再発を防ぎます。 木部 木の羽目板や下見板は吸水性があるのでカビが発生しやすいです。 洗浄すると真っ白になります。 屋根 カビやコケの根が奥までおびりついているスレート系屋根材にはバイオ高圧洗浄が効果的です。   バイオ高圧洗浄 根深いカビやコケにはバイオ高圧洗浄が効果的です。 木材、石材、タイルなどあらゆる素材に使用でき、通常の高圧洗浄では 落としきれない0.01mmにも満たないピンホール(穴)に住んでいるカビや藻、旧塗料などを徹底的に落とすことが出来ます。 しっかり汚れを落とすことで塗料の密着性が上がり、塗料の性能が格段に長持ちします。 また、殺菌消毒作用により、美観が継続するメリットもあります。   バイオ高圧洗浄の施工手順 step1 step2 step3 step4 step5 材料の準備 養生 水養生 洗剤散布 水洗い 高圧洗浄機、大きめのバケツや桶が2つ、ゴムホースなどを準備 照明や電気機器など濡らいしてはいけない部分をビニールで養生 洗剤が浸透しやすいように、洗浄面を水でたっぷりと濡らす 洗浄面全体に洗剤を散布。汚れに応じて洗剤の希釈割合を変える 洗剤散布後5~10分反応させてから水で一気に洗い流す   建材別の洗浄方法 モルタル カビの根が塗装内部まで入り込んでいると除去し綺麗ないことがあります。 無理に高圧洗浄で取ろうとすると、塗膜が剥がれたり削れたりすることもあるので注意が必要です。 サイディング チョーキングが激しい場合は、粉を水洗いで落とさないと塗料が剥げる要因になります。 これは、チョーキングがブロックして塗料が密着していないのが原因です。 鉄部 外壁以外にも、アルミサッシなどにカビがこびりついていることも珍しくありません。 高圧洗浄できれいになるので、外壁と一緒に洗浄してもらうのが良いです。   2022年8月26日 更新

塗装は3回塗りが鉄則

外壁塗装では「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本です。 塗装部の耐久性や美観を左右するため重要な工程といえます。   下塗り 既存の塗膜や下地の状況に応じて下塗材を選定します。 下塗材はプライマーやフィラーなどの種類があるため目的と用途に合わせて使用されます。   中塗り 弊社では上塗1回目といってます。 上塗の1回目と2回目は同じ塗料を使い、塗膜に厚みを持たせて機能を長持ちさせます。   上塗り 上塗り1回目と同じ塗料を用いて塗装します。 塗膜に厚みを持たせるのもありますが、表面を整え美観を良くするためにも2回塗ることが大事です。   見積書には入っているのに実際の塗装工事では下塗りをしていなかったり、上塗を1回しかしていないという話もありますので注意して確認する事が必要です。     2022年8月23日 更新