外部リフォームまでの手順をご紹介!STEP4「見積もり」 こんにちは!ダイソーです! お施主様目線でとにかく気になるのが金額面。 今回は見積もりを確認する際の注意点についてご紹介します! STEP4━見積もり━ 現場調査をしてから数日後、見積もりを提示されると思います。 このとき、見積書はよく確認してください。 どの範囲にどれだけ材料を使うのか、その材料はいくらなのか、具体的な数字で記載されていますか? 「〇〇工事 一式」といった、抽象的な書き方をされていませんか? 具体的な数字が書かれていることのメリットはいくつかありますが、その中に「比較ができる」という点があります。 塗料一缶あたりの値段が分かれば、プラン同士で価格の比較ができますし、それは他社のプランと比較するときにも使えますよね。 同じ範囲なのに塗料の缶の数が少ない!となれば、もしかしたら規定の量を塗っていない業者かもしれませんし、同じ範囲、価格なのに工事の合計額が高い!となれば、別の経費がかかっているかもしれません。 そんなことも分かっちゃいます。 「素人だから」と遠慮して任せっきりにしてしまっていては相手の思う壺。 塗料を規定の量塗布されずに施工不良…なんてことにはなってほしくないですよね。 担当の方に、「うちで使う塗料は一缶いくらですか?」と尋ねてみてもいいかもしれません。 ダイソーでは工事の透明性を重視しており、お施主様も納得しやすい価格やプランをご提供。 具体的な材料費・工賃はもちろん、なぜその塗料を選択したか?などの理由もお伝えしています! 少しでも分からない、納得できないことがあれば、ぜひ聞いてください! 次回、ついに契約! お楽しみに! 2024年4月12日 更新 ダイソーの豆知識
外部リフォームまでの手順をご紹介!STEP3「現場調査」 こんにちは!ダイソーです。 どの業者に依頼しようか、目星がついてきましたか? 本日は現場調査について解説します! STEP3━現場調査━ 業者に問い合わせをすると、簡単なお問い合わせの内容確認のあと、まずは現場調査の案内をされると思います。 現地で実際に確認しないと、建物がどんな状況か、どの程度の修繕が必要になるかなどが分からないからですね。 ですが、その前にちょっと一手間。それが現場見学。 外回りとはいえ、自宅で知らない人が仕事をするのはちょっと不安ですよね。 そこで、実際にその会社で行なっている他の現場を見学させてもらうことで、工事や職人さんの雰囲気を確認することができます。 断られたら…ちょっと考え直した方がいいかもしれません。 現場調査時は、お施主様には一緒に建物の様子を確認していただくことを推奨しています。 建物の診断書を見た時の症状や業者の提案内容についての理解がしやすくなりますし、業者に施工時の意向を伝えやすくなる利点もあります。 また、前回投稿したように、きめ細やかな調査をしてくれることは外部リフォームの成功に直結するので、そこも確認できると良いですね。 具体的には、補修が必要な箇所の現在の状態、直し方、そして再発防止の方法を写真付きで教えてくれるといい感じです。 診断が無料の業者も多いので、現場調査の様子を判断ポイントにしてみても良いかもしれません。 さらに確認してみて欲しいのが担当者の資格。 「1級建築施工管理技師」という、現場のプロが診てくれる会社は案外少ないもの。 逆に言えば、該当する会社は安心できる可能性が高いです。 ぜひ、確認してみてください。 外部リフォームは、お施主様の理想に業者の提案が沿えることがベスト。 こだわりたいところがあればたくさん教えてください! ダイソーでは、担当者が最初から最後まで、自信を持ってご提案させていただきます。 プロの目で建物の状況がわかったら、次は気になるお見積もり。 次回をお楽しみに! 2024年4月8日 更新 ダイソーの豆知識
外部リフォームまでの手順をご紹介!STEP2「会社選び」 こんにちは!ダイソーです。本日は外部リフォームの会社選びについて解説します! STEP2━会社選び━ まず大事なことは、「お施主様が信頼できる業者を選べるかどうか」です。 会社や商品を選ぶ理由は十人十色ですが、ここではダイソーが特におすすめしている三つのチェックポイントをご紹介します。 ☑️有資格者がいる技術力のある会社 外壁塗装の品質は職人やアドバイザーの技術によって明確に差が出ます。 どんなに良い塗料でも、施工にミスなどあれば本領発揮できません。 ですから、資格や表彰などの客観的な評価は重視したいところです。 塗装に関する資格には「塗装技能士」というものがあります。 分野がいくつかあるのですが、今回は建物の塗装なので「建築塗装」の資格が必要ですね。 さらに言えば、有資格者がお施主様を担当してくれるかも、重要なポイントです。 ☑️きめ細やかな診断を行う会社 屋根や外壁の状態の診断・分析が間違っていては、正しい施工ができないことは言うまでもありません。 外部リフォームは決して安価ではないので、失敗したくないですよね。 そのためには、「建築施工管理技士」等の有資格者による正しい状態分析が重要です。 ☑️創業年数が長い会社 「10年保証」とは言われても、その内容やそもそも10年後、会社が残ってるかどうかは不安です。 長く続いていればいるほど、その地域で愛され信頼されてきた証。そういった会社は安心できますよね。 ダイソーは、松本地域でお客様の建物を長持ちさせるお手伝いをさせていただきながら66年目を迎えました。 屋根・外壁に特化した1級塗装技能士、1級建築施工管理技士が多数在籍、国や県から工事部門で三賞受賞している実績の確かな会社です。 培ってきた歴史、技術力や実績を大切にしつつ、時代に沿ったスピードと柔軟性を持った会社として、これからも最高品質を皆様にお届けします。 次回は、チェック項目にもある診断、つまり現場調査について。 お楽しみに! 2024年4月5日 更新 ダイソーの豆知識
外部リフォームまでの手順をご紹介!STEP1「自己点検」 こんにちは!ダイソーです。 いよいよ4月、どんどん暖かくなってきて、塗装や外部リフォームをお考えの方はそろそろ動き出したい時期ではないでしょうか☀️ しかし、最初の一歩が踏み出せない、というか踏み出し方がわからない! 工事までの大まかな流れが知りたい!という方も多いはず。 そこで、何回かに分けて外部リフォームまでの流れをご紹介したいと思います! それではまずは、STEP1「自己点検」から。 STEP1 ━自己点検━ 外部リフォームを考えるきっかけとしては以下のようなものが挙げられると思います。 ・家を建てた工務店や、飛び込みセールスに勧められた ・雨漏りなどの明らかな欠陥が出てきた ・築年数が経ってきて、必要に感じるようになった でも、果たして現状で本当に外部リフォームが必要なの?と思う方も多いはず。 実は、ご自分でも確認ができるんです。ここでは外壁の注意すべき4つの劣化症状をご紹介します! ⚠️塗膜のふくれ⚠️ 様々な原因がありますが、塗膜の防水性が低下している状態です。 ⚠️カビ・藻⚠️ 塗膜が劣化し、外壁が水を多く含んでしまっている状態です。 ⚠️ひび割れ⚠️ 水分が内部に侵入し、構造材の劣化や雨漏りの原因につながります。 ⚠️チョーキング⚠️ 外壁に触れると手にチョークの粉のようなものが付着します。塗膜が熱や紫外線で風化している状態です。 以上を踏まえて家の周りをぐるっと、見るだけではなく触れてチェックしてみましょう! 「当てはまることがある!」「当てはまらないけど、明らかにおかしいところがある…」と思ったら、次は会社選び。 リフォーム会社は数あれど、どんなところに頼めばいいの? 次回に乞うご期待! 2024年4月4日 更新 ダイソーの豆知識
枯葉の山!これは一体・・・? こんにちは!ダイソーです。 見てください!この大量の枯葉…。 このひと山全て、お家の一部から出てきたものなんですよ。 どこから出てきたかわかりますか? 正解は… 雨樋です! 長い年月をかけて落ち葉や生えてきた植物、飛んできた砂や埃などによってこれだけ溜まってしまったんですね。 雨樋がこうして詰まっていることが長く続いてしまうのは、いい状態とは言えません。 雨樋から溢れた雨水が、屋根の下部に当たり続けることで雨漏りを引き起こし、外壁や基礎(お家の土台)に当たり続けることで劣化を早めてしまいまいます。 また、湿った木材を好むシロアリが発生し、構造材を食い荒らされてしまうことも…。 雨樋の確認はしていますか? 破損・老朽化なども併せてご確認ください! 気になることがあったら是非ダイソーへ! ご相談・診断・見積もりは無料です。 ぜひショールームへお出掛けください! 2024年3月15日 更新 その他
お家のヒビはこうやって直しています こんにちは!ダイソーです。 建物は年数がたてばどうしても劣化し、不具合が出てきてしまいます。 その一つがひび割れ。 放置すれば雨漏りの原因にもなってしまうため、塗り替えを考えるきっかけの一つでもあります。 今回は、建物のひび割れを治す「Uカットシール材充填工法」をご紹介します。 まずは、軽く手順のご紹介から。 1.ひび割れの拡幅 まずは電動工具でひび割れに沿って幅10mm、深さ10~15mm程度のU字型の溝をつけていきます。 (だから「Uカット」なんですね!) これは、のちにシーリング材を充填するための幅と深さを確保するための作業です。 かつてはV字型にカットされていましたが、U字のほうがシーリング材を充填したときの接地面が広いので、U字型にカットするようになったそうです。 ※写真の「クラック」とは、ひび割れのことです。 2.拡幅した部分の塗膜を削り、平らにする 拡幅したひび割れの半径5mm程度の塗膜の凹凸を削り、平らにします。 こうすることで、後ほど壁の凹凸を復元する際に周囲の質感と合わせやすくなり、仕上がりがより自然になります。 3.拡幅したひび割れ箇所に専用プライマーを塗布、専用のシーリング材を充填する プライマーというのは、下塗の塗料のことです。 ごみやほこり、粉じんなどが付着した状態などで適切に行われないとシーリング材が剥離してしまうことがあります。 適切に塗布することがとても重要です。 4.充填したシーリング材が硬化しやせてしまった部分や、余った空間をポリマーセメントモルタルで補強する ポリマーセメントモルタルは接着性が高く、防水性にも優れた素材です。 この特性により、建物の補修でよく使用されています。 5.平らにならし、下地調整の完了 ここから壁の凹凸の模様を合わせ、塗装したときに周囲になじむように調整していきます。 そして、ようやく外壁の塗装を行うことができるのです。 ひび割れ一つにもこれだけの工程が必要なんですね。 なんだか、歯の治療に似ているように思います。 外壁塗装をするときは、その他にも養生(塗料が塗装部分以外を汚さないようにカバーすること)やケレン(塗装前に汚れやサビをきれいにすること)も行う必要があるので、塗装の前に行う作業は意外と多いんです。 次に、Uカットシール工法の良いところをご紹介します。 この工法では、ひびに沿って外壁をU字にカットすることで、充填したシーリング材と外壁の接地面積を広くすることができます。 接地面が広いと、建物が地震などで動いた際でもシーリング材がしっかりくっついてひびを繋ぎとめてくれるので、短期間で同じ箇所にひび割れを起きにくくすることができます。 外壁にひび割れができていても、上から塗るだけにしてしまったり、シーリング材を刷り込むだけで塗ってしまうケースもあるようですが、きちんと補修をすることで間違いなくお家を長持ちさせることができますよ。 ダイソーでは、丁寧な仕事で、よりお家を長持ちさせるご提案をさせていただきます。 ご相談・診断・見積もりは無料です。 ぜひショールームへお出掛けください! 2024年2月26日 更新 ダイソーの豆知識
ドローンで屋根点検。そのメリットとは? こんにちは!ダイソーです。 近年、様々な業界で実用化が進められているドローン。 ダイソーでも、屋根の点検の際に利用しています。 今回は、屋根点検をドローンで行うメリットについてご紹介します。 屋根点検をドローンで行うメリットは以下の6点。 1.短時間で点検が行える 2.細かい部分も点検できる 3.屋根が傷むリスクがない 4.安全に点検ができる 5.屋根の高さや形に制限がない 6.お施主様や業者とともにに確認できる 一つずつ解説していきます。 1.短時間で点検が行える 作業員による屋根点検の場合、安全に点検作業を行うための準備や、屋根上での点検作業に時間がかかってしまいます。建物の高さによっては梯子が届かず、足場を組む必要が出てくることもあります。その場合、点検時間はさらに長引いてしまうでしょう。 しかし、ドローンでの屋根点検の場合は、空中から広範囲の点検が可能なため、短時間で点検作業を終えることができます。 2.細かい部分も点検できる ドローンを屋根の近くまで接近させたり、ドローンに高性能のカメラを搭載したりすることで、細かな部分まで点検を行うことができます。作業員が屋根の上から確認しづらいような場所も、ドローンであれば空中から簡単に確認できます。さらに、赤外線カメラを搭載すれば屋根の過熱度を確認できるため、屋根材の蓄熱状態も確認することができます。 このように、ドローンは人の代わりに屋根の点検作業をするだけではなく、ドローンだからこそ可能な点検もあるのです。 3.屋根が傷むリスクがない 屋根の点検業者に依頼した場合、もちろん熟練した作業員が点検を行うので屋根が傷むリスクは少ないのですが、どうしても上を歩く必要があるため、屋根に対するダメージが全くないとは言い切れません。 しかし、ドローンは屋根に接触することなく点検を行うことができるので、屋根が壊れたり傷んだりするリスクはありません。 ※中にはご自分で屋根に上って点検を試みる方がいらっしゃいますが、屋根の破損だけではなく、転落の可能性もある危険な行為なのでやめましょう。 4.安全に点検ができる 屋根上での点検作業は、常に落下による怪我のリスクと隣り合わせです。 ドローンを利用して屋根の点検を行う場合、作業員は地上からドローンの映像を確認するだけなので安全に作業することができます。また、多くの場合、ドローンは自動操縦機能が備わっているため、操縦ミスなどによる危険性もほとんどありません。 5.屋根の高さや形に制限がない 2~3階建ての建物、あるいは勾配が急な屋根であると、作業のために足場を組む必要がある場合があります。また、屋根が滑りやすく危険な雨上がりや塗装直後は作業員による点検が難しくなります。 しかし、ドローンは空中から屋根の点検を行うため、建物の高さや形状、状態は制限になりません。 6.お施主様や業者とともに確認できる 点検は、ドローンが撮影した映像をもとに行います。リアルタイムの映像をタブレット端末で確認することができるため、点検の業者や、お施主様とともに状態を確認することができます。それによって、修繕などが必要な場合により分かりやすくご説明することが可能になります。 以上がドローンで屋根点検を行うメリットでした。安全に、効率よく作業ができるんですね。 ただ、ドローンはどこでも飛ばせるわけではないので、臨機応変に対応しています。 ちなみに飛ばしている映像はこちら。 この投稿をInstagramで見る 株式会社 ダイソー(@daiso_tosou)がシェアした投稿 相談・診断・見積もりは無料です! ぜひショールームへお出掛けください! 2024年2月2日 更新 ダイソーの強み
年末・年始営業時間のご案内(2023~2024) 誠に勝手ながら、株式会社ダイソーでは、下記の期間を年末年始の休業とさせていただきます。 お客様につきましてはご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますよう、お願いいたします。 年末年始 休業期間: 2023年12月30日(土)から2024年1月3日(水)まで 休業期間中は、お電話での対応も致しかねますので、ご了承ください。 尚、ショールームにつきましては、下記の期間は不在となります。ご用命の際はこちらまたはお電話からご相談ください。 2023年12月29日(金)から2024年1月8日(月)まで お問い合わせ:0120-556-029(年末年始休業期間は除く) 年末年始休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、2024年1月9日(火)より順次ご連絡させていただきます。 来年も、変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。 2023年12月25日 更新 ニュース
塗膜を作る塗料の種類 こんにちは!ダイソーです。 今回は、お家を守る「塗膜」を形成する「塗料」について、ご紹介します。 まず、「塗膜」とはなんでしょう? 塗膜とは、塗料を塗ってできた層の事を指します。 塗った塗料が乾いて硬化することで、見た目が美しくなったり、雨や日差し、汚れ、サビなどから表面を保護したりすることができます。 さて、この塗膜を形成する塗料ですが、ここでは4種類ご紹介します。 【シリコン塗料】 シリコンをベースとした、品質に対する価格の手軽さが魅力の有機塗料です。機能性や価格を見ればコスパも良く、人気が高いです。 艶のある仕上がりで、光沢が比較的長く続きます。劣化症状が表れるまで10年ほど保ちます。 以前はこれより低価格かつ性能の劣る「アクリル塗料」や「ウレタン塗料」が使用されていましたが、現在はあまり使用されなくなっています。従って、現在ダイソーではこの「シリコン塗料」を最低ラインとしてお客様にご提供しています。 例:エスケー化研 クリーンマイルドシリコン 【ハイブリッド塗料】 上記のシリコン塗料に、「ラジカル抑制」の機能をプラスしたのがハイブリッド塗料です。 「ラジカル抑制」という言葉については後述しますが、要するに「劣化を抑える」効果です。 10年保つシリコン塗料を更に長く保たせることができるようになった塗料で、耐候性はフッ素塗料に相当します。 例:関西ペイント ダイナミックトップ 【フッ素塗料】 高品質で寿命が非常に長く、15年ほど保ちます。光沢感がある仕上がりで、耐熱性・耐汚染性・防水性といった外壁塗装に適した特徴を持っており、塗装後の美しさも長持ちします。 他の塗料に比べ価格は高くなりますが、塗替えの回数自体が減るので、今後も長くお住まいのご予定の方にオススメです。 例:エスケー化研 クリーンマイルドフッ素 【無機ハイブリッド塗料】 これまで癒着性や柔軟性に欠けていて塗料として使用できなかった無機に、有機の癒着性と柔軟性を加えることで塗料化することを実現した塗料です。劣化要因となる有機の割合が減ることで、高耐候性、紫外線に強く比較的汚れにくいのが特徴です。 こちらも価格は高くなりますが、保つ年数は15年を超えます。塗替えの回数自体が減るので、今後も長くお住まいのご予定の方にオススメです。 例:関西ペイント ダイナミックMUKI 特徴を表にしてみました。 更に、これらの塗料に「ラジカル抑制」という機能を加えることができます。 「ラジカル」とは聞き慣れない単語ですね。いったい何なのでしょうか? ラジカルとは、塗料に含まれている樹脂や顔料などの有機物に酸素や紫外線、水などが触れることで発生する劣化因子の事を指します。 この「ラジカル」が発生することが、塗膜の劣化が進む原因となってしまうのです。 塗膜が劣化すると、まず起こってくるのが「チョーキング現象」。 チョーキング現象は、塗膜中の樹脂が、ラジカルによって雨や空気中の水分と反応してしまったり、顔料が劣化したりして、白い顔料に含まれる酸化チタンの粉が表面に浮き出てきてしまう現象です。 壁を触ると粉で指が白くなるので、すぐに分かります。 こうした現象の原因となるラジカルを「抑制」、つまり発生を抑えるのが「ラジカル抑制」です。 ラジカル抑制塗料は、劣化因子の発生や反応を抑えることで、塗膜の劣化速度を緩和することができる塗料なんです。 より長持ちするってことですね。 また、塗膜の乾燥方法についてもさまざまな種類があります。 塗る素材や場所によって、適切な乾燥方法を選ばなければなりません。 一覧にしてみました。 建築業界では、「揮発乾燥」「酸化重合乾燥」「重合乾燥」が主流です。 一番イメージしやすいのは「揮発乾燥」、逆にイメージしづらいのは「重合」と名の付くものだと思います。 「重合」について記述しようとすると長くなるので省きますが、「重合乾燥」とは、簡単に言うと化学反応を伴って乾燥するということです。乾燥の過程で化学反応を起こしているので、溶剤(シンナーや水など)で擦っても塗料が溶ける心配がなく、耐久性が高くなることが強みです。 揮発乾燥の塗料を1液型とするのに対し、重合乾燥をする塗料は2種類の素材(塗料と硬化剤)を混ぜて固めるので、2液型と言われます。 今回は塗膜を形成する塗料の種類についてご紹介しました。 お家やお施主様の条件によって相性があったり、オススメの塗料も変わってくるので、お家を塗り替えたい!と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。 もっと詳しいことが聞きたくなったら、ぜひショールームへお越しください! 2023年12月11日 更新 ダイソーの豆知識